July 15, 2022
<17Nov’2020,高松塚古墳> 以下同左
今日の写真は、奈良県明日香村の高松塚古墳、キトラ古墳です。
いずれの古墳とも、藤原京期(694年-710年)に築造されたと考えられる終末期古墳です。
まずは高松塚古墳です。
高松塚古墳は直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。
1972年に極彩色の壁画が発見されたことで一躍注目されるようになりました。
壁画は古墳近くの高松塚壁画館で、発見された時の現状壁画模写の展示に加え、高松塚古墳の墳丘の断面の一部を剥ぎとった「古墳版築層(実物標本)」が展示中でした(写真禁止)。
高松塚古墳
次はキトラ古墳です。
小さな円墳で、墳丘の中央には18個の凝灰岩の切石を組み上げた石室がありました。
昭和58年の調査で石室内に描かれた極彩色壁画が発見され、高松塚古墳に次ぐ我が国2例目の壁画古墳であることが確認されました。
亀虎古墳の表記もあるようです。
小さな円墳で、墳丘の中央には18個の凝灰岩の切石を組み上げた石室がありました。
昭和58年の調査で石室内に描かれた極彩色壁画が発見され、高松塚古墳に次ぐ我が国2例目の壁画古墳であることが確認されました。
亀虎古墳の表記もあるようです。