東アジア、東南アジア、日本の自然、遺跡、仏像、風景写真のブログです。
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カテゴリー:台湾

December 23, 2009

途中で見かけた喫茶店。
その名もずばり、黄蝶屋さんです。
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さて、雙渓橋を渡った後は、だんだん周りが森林になってきます。
蝶が増えるかなと思いましたが、大して見かけません。
やっぱりこちらの谷では時期はずれです。

とりあえず目に付く蝶はみんな撮るぞとがんばりましたが、この程度しか収穫ありませんでした。

オルフェルナトガリシロチョウ
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タッパンルリシジミ(Udara dilecta paracatius)
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ルリタテハ(Kaniska canace)
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撮れませんでしたが、その他見かけた蝶は
・イシガケチョウ
・ベニモンアゲハ
・タイワンモンキアゲハ
・アオスジアゲハ
・ミカドアゲハの仲間
・ミスジチョウの仲間多数
・タテハモドキ
・蛇の目の仲間
・ルリマダラ類多数
などでした。

雙渓橋を渡って登っていくと朝元寺があります。
まずはそこの二股に分かれるのをを左に行って蝴蝶谷へ。
奥に見える山のほうが蝴蝶谷です。
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蝴蝶谷へ上る川沿いの道に岩を抱く大木があり、その木の前に祠が置かれて祭られていました。
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蝴蝶谷へ注ぐ谷川です。
こうした支流がいくつもありました。
時期的なものか水は少ないかほとんどありませんでした。
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正面小山の左が蝴蝶谷です。
多分最盛期にはウスキシロチョウでいっぱいなんでしょうね。
ただ景色は、タイには無いすがすがしさです。
やはりタイと異なり、谷川の水が澄んでいるのが理由ですね。
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タイでも水辺の近くによくいるStreamside skinkですね。
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これも支流です。
なんとなくいい感じですね。
この近くで、越冬中の青い渡り鳥、オオルリを見ました。
娘は青い鳥見れたと大喜びでした。
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とっても水が澄んでいるし、冷たいです。
タイだと、みんな泳ぎだしますね。
この水辺にたくさんのシジミチョウがいました。
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こちらは朝元寺を右に行った雙渓本流。
この先が黄蝶谷です。
残念ながら時期も悪いし、到着時間も遅くなってチョウはほとんど見れませんでした。
変わりにこの河原でカワセミを見れました。
娘はまた青い鳥といって喜んでくれました。
レンタサイクルで山道を10数Km。
足はもうガクガクです。
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帰り道、美濃鎮まで下りてくると、出迎えてくれたのはやっぱりモンシロチョウでした。
蝶の少なさは別にして、とっても景色は良いし、空気のきれいなところでした。
今度は、蝶のたくさん居る季節に期待ですね。
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(18:18)

December 22, 2009

中正湖を後にして、途中高雄県美濃客家文物館に立ち寄り
こんなスズメを見たり、
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こんなチュウサギを見ながら
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雙渓川に沿って山のほうへ向かいました。

ピーカンに晴れたところを自転車をこいで来たので、50過ぎのオッサンにはかなり堪えてきています。
福徳祠と言うなんとなく良いことがありそうな祠にベンチ発見。
急遽休みます。
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メモを取っているのが一緒に行った長女です。
左端に見えるのが借りたレンタサイクル。
一応山道を行くのでマウンテンバイクです。

地図を見ると、この先の雙渓橋を渡ったあたりから山道になり、その先左が蝴蝶谷、右が黄蝶翠谷です。
蝶がなんとなく居そうです。でも季節はずれだからだめかな?

雙渓橋の上から集団吸水発見。橋を渡って河原に下ります。
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<09/12/07撮影 雙渓橋下 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>
メスシロキチョウ♂、ウスキシロチョウ♂無紋型、ウスキシロチョウ♂銀紋型、タイワンキチョウ
数は多くありませんが、この谷を代表する蝶たちです。

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<09/12/07撮影 雙渓橋下 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

オルフェルナトガリシロチョウ
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<09/12/07撮影 雙渓橋下 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>


こんな子もいました。
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<09/12/07撮影 雙渓橋下 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

雙渓の河原はこんな感じで、大きな石がゴロゴロでした。
時々ある砂地に蝶は居ました。
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<09/12/07撮影 雙渓橋下 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>


以上
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(19:11)

December 21, 2009

この時、高雄市の気温は最低20℃、最高26℃。
バンコクと違って昼はピーカンに晴れていて、夜はタイ在住者には肌寒いと言ったところでした。

2日目はいよいよ黄蝶翠谷。
まずは高尾駅からバスで美濃鎮へ一時間強。
美濃鎮は台湾客家の方たちの町です。

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美濃に着いて、いよいよ黄蝶翠谷。
バス路線図にはっきり書いてあります。
黄蝶翠谷行きの発車時間を聞いたところ、そんなバスは無いとの答え。
路線図は何なおよ?と聞くと、今は無いとの答え。
タクシーで40分くらいですよと教えてくれる。そんなに遠いかな?
バスステーションの近くで買った地図
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を見たところ、10kmチョットくらいだと推測して、レンタサイクルにて行くことに。

まずは、中正湖に寄ります。
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湖の向こうに見える山のほうが、黄蝶翠谷らしい。

と、周りのシロノセンダングサに見慣れないシロチョウが多数。
早々、初見の蝶をゲットと思ったら、
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熱帯の”タイ”では見たことの無い
・モンシロチョウ(Artogeia rapae)
でした。
日本の方には、見慣れた蝶ですね。 でも・・・
タイでは見たことが無いです。ベトナムには居るらしいですが・・・

中正湖を後にしても、モンシロチョウがいっぱいです。
丁度、美濃は小さな大根の収穫期。
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その大根畑に何百、何千と言うモンシロチョウが舞っていました。

さて、やっと今日の本題。
このたくさんのモンシロチョウ。大体が花や大根の葉の周りをヒラヒラ飛んで居ましたが、時々5~10匹が塊のようになって、あっちこっち移動したり、空高く上っていきます。
そのうち解散ってことになってました。
勝手気ままに飛ぶメスを何頭かのオスが追っかけしてるんですね。

すべて、<09/12/07撮影 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>です。 
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December 20, 2009

10日ほど前に台湾高雄に行ってきました。
台湾に留学している長女に会いに行くという名目です。

今の時期、台湾南部は台湾中のルリマダラが集まって越冬することで有名です。
特に高雄県は、ルリマダラの越冬地として、メキシコのオオカバマダラの越冬地と並んで世界的に有名な老濃川周辺の茂林郷や六亀郷などがあります。
ただ、彩蝶谷(100万匹以上)や紫蝶幽谷(60万以上)などのマダラチョウの集団越冬の観察ポイントは、今年8月の台風の影響で道路、施設が壊滅。
高雄市の観光事務所で調べてもらいましたが、まだ閉鎖中で今月12日あるいは15日再開という情報が得られただけでした。
一方、ピークの季節(5、6月と9、10月)はずれてしまいますが、ウスキシロチョウで彩蝶谷と並んで有名な、美濃の奥の黄蝶翠谷と蝴蝶谷は、六亀郷の山1つ西の谷ですが行けるというので行ってきました。

駆け足の旅行だったこともあってたいして蝶は撮れませんでしたが、高雄市内(西子湾)と美濃鎮、黄蝶翠谷へ向かう雙渓沿いで撮れた蝶を紹介します。

まずは、高雄市内西子湾の旗後燈塔付近で撮った蝶から。
1~3枚目が
・ウスキシロチョウ(Catopsilia pomona)銀紋型の♀

4~6枚目が
・ホリシャルリマダラ(Euploea tullious)♂

どちらも台湾を代表する蝶です。
こちらでは、ウスキシロチョウは11月以降、ほとんどが銀紋型になるそうです。
そういえば、タイでも最近見たのは銀紋型と紅紋型だけですね。

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 16-85mm F/3.5-5.6G>

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 16-85mm F/3.5-5.6G>

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 16-85mm F/3.5-5.6G>

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>

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<09/12/05撮影 高雄市西子湾 D300 VR 70-300mm F/4.5-5.6G>


以上
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