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カテゴリー: 日本の世界遺産

April 18, 2024

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 日光山輪王寺本坊入り口

 今日は、日光山輪王寺の写真です。この時は手直し工事が終わった後の東照宮の陽明門が目的でしたので、参道から撮影した写真だけです。中途半端でごめんなさい。

 世界遺産「日光の社寺」は、昨日の神橋をはじめ、国指定の史跡「日光山内」の日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺の二社一寺の103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」が登録されています。

 さて、日光山内へ神橋上流脇から表参道長坂道を上がり、広い東照宮表参道に入ります。
 東照宮を目指すと左側(東側)に日光山輪王寺三仏堂があります。日光山内の二社一寺のうち東照宮は徳川家康を「東照大権現」という「神」として祀る神社です。一方、二荒山神社と輪王寺は奈良時代に山岳信仰の社寺として創建されたもので、東照宮よりはるかに長い歴史をもっています。そのため日光山内の何か所かに輪王寺に属する建物が点在しています。

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 日光山総本堂「三仏堂」。東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂。

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 三仏堂

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 護摩堂
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 護摩堂

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 常行堂。二荒山神社西参道入り口西側に建っています。

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  常行堂のさらに西側にある「大猷院」も輪王寺に所属しています。

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April 17, 2024

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 神橋(重文、日光二荒山神社神域)

 今日から世界文化遺産「日光の社寺」です。
 今日はまず日光の社寺の入り口にあり、日光の表玄関とも称される神橋(しんきょう)です。

 神橋(しんきょう)は、大谷川(だいやがわ)に架かる朱塗りの橋で世界遺産「日光の社寺」を構成する文化財の1つで重要文化財に指定されています。

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 神橋全景。左の門が入り口。
 日光二荒山神社の神域に属し、二荒山神社が管理しています。橋の先に日光東照宮へ通じる参道があり、かつては徳川将軍・日光例幣使と山伏しか渡れませんでした。現代は有料で一般人も渡ることができますが、橋を通って対岸へは行けず、来た道を引き返さなければならないようになっています。

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 左の山際を橋まで歩き神橋へ向かう。

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 大谷川は中禅寺湖を発して華厳滝を落ち、日光市清滝付近で日光市内を東へ流れながら周囲の支流を集めて、日光市町谷で鬼怒川に合流しています。

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 橋の右奥の登りの坂道が、旧日光街道の東照宮「表参道長坂」の入り口。

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 日光の社寺 世界遺産 登録記念碑

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世界遺産記念碑脇裏参道口


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December 29, 2023

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 三角西港。

 今日は熊本県にある「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である「三角西港」(宇城市)です。

 三角西港は、明治中期の石炭輸送の発展を示す物証で、三池炭鉱の良質な石炭を上海へ輸出するための輸送インフラとして、近代的な石炭産業の発展を示したており、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産の構成資産となっています。

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 西港浮桟橋。

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 旧三角海運倉庫。

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 旧高田回漕店
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December 28, 2023

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 三井三池炭鉱万田坑(荒尾市)。

 今日、明日は熊本県にある「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である「三井三池炭鉱万田坑」(荒尾市)及び「三角西港」(宇城市)です。

 まず今日は、万田坑です。
 熊本県荒尾市と、隣接する福岡県大牟田市にまたがって明治期に隆盛を極めた炭鉱が三池炭鉱。その中心的存在が、明治当時の技術の粋で建造された日本最大規模の2つの竪坑を持つ「万田坑」です。
 この万田坑をはじめ、日本の近代化に不可欠だった近代産業遺産が荒尾市や大牟田市には数多く残り、『九州・山口の近代化産業遺産群』として、ユネスコ世界遺産暫定リストに登録、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する資産として世界文化遺産に登録されました。

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 万田坑第二竪坑櫓。

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 第二竪坑櫓と沈殿池。

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 煙突(部分)

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